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  モーションセラピスト 相原 雅也 (あいはら まさや)
≪プロフィール≫
茨城県立藤代高校出身。四国アイランドリーグでは高知ファイティングドッ グスで2年間プレー、2006年は17勝2敗でリーグ最多勝、ベストナイン、 その後、社会人野球のかずさマジックでも活躍し、現役引退後は是吉興業 株式会社にて勤務し、コンディショニングトレーナーとして少年野球からプ ロ野球選手をサポートしている。冒頭の「168cmの小さな身体でも、伝達 効率を上げる身体の使い方を身に付けることで、球速145キロへアップし た人」は、私の実体験であり、信じられないような話ですが本当の話です。

球速を上げる3つのポイント

身体を使うこと、動かすことは非常に難しいことです。難しいことを難しく説明するとより一層難しくなるので、私は、球速アップするためにはシンプルに身体を使うこと。「3つの動作のポイント」に絞ってお伝えしています。

~ 腕の回し方 ~

皆さん、腕を回してみて下さい

「手はどこにありますか?」「肘はどこにありますか?」
「腕を回す」という動作を、どういった視点で見ますか?

肩甲骨面上で、腕を上げ下げする

「肩より腕が前にありますか?」「動きを阻害している所はありますか?」

「肩甲骨の面」で動かすポイント
① 立位で行う
② 前方30~45度で腕を上げ下げする
③ フォロースルー動作として両肘をつける
※肩甲骨面上に腕があるかの見極め方 : 僧帽筋上部が緊張していないかどうか?
自分の動きを映像で撮って後で見返すと、イメージと違い愕然とすることが良くあり
ます。ですので、イメージ通りに身体を動かすことは非常に難しいことなのです。

ディッピング(DPs)

肩関節の内旋動作を意識して、肩甲骨面上で腕を上げ下げする動作を習得しましょう!

~ 腰の落とし方 ~

皆さん、腰を落としてみて下さいどんな動作を行いますか?

「骨盤を過度に前傾させて、お尻が後方に突き出ていませんか?」
「膝がつま先より前に出ていませんか?」
「過度な骨盤後傾になり背中が丸まっていませんか?」

つま先より膝が前に出ないように、身体の中心に重心を落とす

「仙骨を中間位で保つ」
「股関節がニュートラルになる」
このポジションで重心を落とすと
無理無駄な力を入れずに
腰を落とすことができます。

インナーサイ(ITs)

骨盤中間位で股関節を動かすことを意識し、その後、骨盤前後傾の動きと脚の開閉動 作を連動させましょう!つま先より膝が前に出ないように、身体の中心に重心を落とす。

ネバータイトハム(NTH)

股関節に重心を乗せて、骨盤中間位を保つよう少しだけ股関節の外旋を意識した動きを習得しましょう!

~ 回転軸のつくり方 ~

身体の回転は、大きく分けて2種類

① 背骨を中心にした回転
② 着地足での回転
わかりやすいイメージだと・・
① は東京ドームの回転扉
② は家の玄関扉。

右投げであれば左脚を軸として回転すれば、ロスが少なくなる

右投手にせよ左投手にせよ、
基本的な考え方は、
右足もしくは左足の
どちらかで回転すること。
身体の真ん中にある
背骨で回るということは、
たた東京ドームの回転扉状態に
なるので身体が開き気味になり
体重が後ろに残り移動が
スムーズに出来ない場合が
多くなります。

極力ピッチャーは打者の近くでボールを投げたい

ピッチャーをやっている選手なら一度は言われたことのあるフレーズ
「もっと長くボールを持て!」「球もちを良く!」「球離れを遅くしろ!」
極力ピッチャーは打者の近くでボールを投げたいということなのです。

家の玄関扉のように回転すると距離が近くなる

① 東京ドームの回転扉
その場で回るなら、東京ドームの回転扉の方が早く回転します。しかし、身体の真ん中 にある背骨で回るということは、東京ドームの回転扉状態になるので、身体が開き気 味になり、体重が後ろに残り、移動がスムーズに出来ない場合が多いのです。
② 家の玄関扉
横に動いていた身体をキャッチャー方向へ回転するためには、キャッチャーに近い方 の足で身体を回転することができれば、キャッチャーに近づけます。 玄関扉方式での回転軸、是非試してみて下さい。

インナーサイ (ITs) ツイスト

臀部がシートから浮かないように骨盤中間位を維持しながら、股関節の内旋・外旋の 動きを養いましょう!バランスを考えて左右両方の動きを行います。

ネバータイトハム (NTH) ツイスト

回転で生まれた力を、軸足の股関節で受け止める動作を習得しましょう!

ネバータイトハム (NTH) シングル

股関節で加速力を生み出すために股関節で回転するための軸を獲得しましょう!バランスを考えて左右両方の動きを行います。

今回ご紹介いたしました、身体の動かし方は投球動作に限らず、
他の競技や日常の生活動作にも通じます。
また、身体に負担のかかりにくい「伝達効率の良い動作」を習得することができれば、
投球障害、四十肩五十肩など慢性疾患の予防にも繋がると考えております。

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