プロアスリートが求める 「柔軟性と可動域」 ×ホグレル

講師プロフィール

加藤 愛理トレーナー   
ウイニングボール チーフトレーナー

経歴:高齢者を対象としたトレーナーの経験を経て2011年より横浜ベイスターズ(現DeNA)の選手へ『ホグレル』を使った指導を行う。その際にトップレベルの選手が求めている身体が何かを知ると同時に、それを提供できない悔しさを痛感する。様々なトレーニング方法を模索する中で、現在所属するウイニングボール創設者の松尾 祐介氏と出会い、『ホグレル』も使い方次第でトッププレーヤーの能力を上げられることを実感。現在はウイニングボールのチーフトレーナーとして、プロ野球選手や海外のプロテニスプレーヤーのトレーニング指導をはじめ、脳梗塞の患者様を回復へと導くなど多岐にわたり活躍中の女性トレーナー。

今回、加藤トレーナーに「トップアスリートが求める柔軟性と可動域」についてお話しいただいた。



「夢を共有する」

「みなさん、今日は何を求めてどんな思いでここに来られましたか?」

 

きっと今日来られた方々のその先には、“救ってあげたい人・解決してあげたい人”がいて、解決できていない悩みの手がかりを求めておられるのではないでしょうか?

 

私にもそういう時期があり、勉強会に参加したり、同業の方に疑問を投げかけたりと手がかりを探しましたが、「これだ!」という答えにはなかなか出会えませんでした。

 

縁あって横浜ベイスターズの『ホグレル』トレーナーとしてプロ野球界で仕事をさせていただいた時、選手が本当に求めているトレーニングと、実際にやっているトレーニングには大きな溝がある事を知りました。また、身体能力が研ぎ澄まされている選手ほど、一つひとつの動きに意味を求め、そこに的確にアドバイスしてくれるトレーナーを求めていることも。

にもかかわらず、トレーナーとして派遣されている自分が、その要求に応えられていない。

そんな悩みに直面した時に、ホグレルの向川社長に紹介されたのが松尾さん(ウイニングボール代表)でした。自分の状況を伝え、ベイスターズの選手たちが手に入れたい身体をつくる方法について相談すると、私の疑問に対して丁寧に答えてくれました。正直なところ、今まで聞いた事の無い話ばかりで、すぐには理解できなかったのですが、直感的に“選手が求めているのはこれかもしれない”“これなら解決できるのでは”と感じ、すぐ神戸へ向かうことを決心しました。それ以来、弟子入りのように現在も松尾さんのもとで勉強中です。

 

今では、あの時の悩みは何だったんだろうと思うくらい、解決できない問題がありません。選手を一歩も二歩もレベルアップさせてあげられる事に、トレーナーとしての意義を強く感じています。

 

最初に質問させていただいた “何を求めて、どんな思いで”の答えが、必ずここにあると私自身が体感して一番強く思っています。今日はそのほんの一部をお伝えできたらと思います。



「アスリートに必要なことを動きから考える」

一般的に、アスリートに必要な要素として、筋力・柔軟性・可動域・股関節・肩甲骨などが挙げられます。その一方で、一流選手が本当の意味で必要としているものと、理論・理屈で提供しているものとの間にズレを感じた事はありませんか?

 

・パワーを必要として筋力をアップさせたはずなのにパワーにつながらない。

・身体の柔らかさを必要として柔軟性をアップさせたはずなのに怪我が増える。

・可動域を必要としてトレーニングをしたのに、広げたら力が入らない。

 

こういった疑問や悩みをよく耳にしてきました。実際にベイスターズの選手にも、柔軟性は高く身体は柔らかいのに、実際の動きが硬いと指摘される選手もいれば、逆に身体は硬く柔軟性がないのに、試合ではしなやかな動きをして怪我が少ない選手もいました。

 

なぜでしょうか?

 

 

柔軟性にも、パフォーマンスに生きる“使える柔軟性”と、“ただ柔らかいだけの柔軟性”がある事を知ることで、今まで解決できていなかった問題が一気につながったのです。「だからできなかったのか。」単純に柔軟性をつければ、しなやかで怪我をしにくい身体になると思っていた自分には、大きな発見になりました。

 

 

本当に選手が求めているトレーニング。

それはパフォーマンスに直結し結果へと繋がるトレーニングです。柔軟性1つをとってもプロという、結果が全ての世界で強く求められているのも、今では当然のことのように感じます。




「パフォーマンス向上に直結する動き~ディッピング編」

「肩甲骨が大事」という意見はよく耳にしますし、私もそうだと考えています。

では、プロアスリートが、その大事な部分をどういう状態にしていきたいと思っているかご存知ですか?

 

以前の私は、「柔軟性をつけて肩甲骨を柔らかくし、可動域を広げること」が正解だと思っていました。しかし、今から考えてみると間違いではないものの正解でもありません。ポイントは、私が考えていた柔軟性は“ただ柔らかいだけの柔軟性”。しかし、選手が求めているのは“使える柔軟性と可動域”だということです。

 

イメージで言うと、新品の輪ゴムを毎日伸ばしてあげて、輪ゴムの輪をどんどん大きくしていくのが「柔らかいだけの柔軟性と可動域」。(身体は柔らかいのに怪我が増えてしまう。)それに対して私が学んだ「使える柔軟性・可動域」は、新品の輪ゴムをなじませるために柔軟を行い、輪ゴム本来の弾力性を最大限生かすために可動域を広げるトレーニングで手に入るものです。

 

その柔軟性と可動域をつけるために、ウイニングボールでは『ホグレル』を補助マシンとして使用しています。そこでつけた柔軟性・可動域はパフォーマンスに直結して現れてきます。




「パフォーマンス向上に直結する動き~インナーサイ編」

皆さんは股関節の状態を良くするのにインナーサイを使用されていると思いますが、実際にウイニングボールで実践しているトレーニングの一つを今日はお伝えしたいと思います。

 

2つの動きを同時に行うため、バランスボールを使用し、足を開くと同時に前に身体を伸ばすようにします。

ここでのポイントは、2つ以上の動作を同時に行うにしても(足を開く×前に身体を伸ばす)、意識する部分は1つだということです。その意識から、他の色々な動きに派生させてつなげていきます。超一流の選手でも、動きながら意識できるのは多くて2つまでだと言われています。それを『ホグレル』のマシンに補助してもらいながら感覚を磨いていくことで、再現できる時間を増やしていくのが目的のメニューです。

 

 

 

最後に、私からのメッセージを伝えさせていただきます。トレーニングの考え方や方法は色々あると思います。そして、それに対して良いも悪いもないとも思っています。ですが、アスリートの能力や、身体の悩みを抱えている方に対して提供できるクオリティに違いが出てくるのも事実です。実際に私がそうであったように。

もし、まだ解決できていないことで悩んでいらっしゃったら、ぜひウイニングボールまで話を聞きに来てください。その答えが見つかった時、トレーナーとしての可能性が広がり、その先にいる方々の笑顔が増えると断言できます。

 

今日はありがとうございました。

 


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見えていなかった世界が見えた瞬間、選手の顔がキラキラする。そんな世界や景色を見せてあげられたら…

加藤トレーナーのお話を聞き トップアスリートが必要としているトレーニングをウイニングボールの松尾代表が考案したMatsuo ethod(マツオメソッド)のサポートの道具として活用していただきたいと感じた。



最後に、参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました!






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日 程
2016年8月28日(日)
時 間
10:00~12:00
会 場
ウィニングボール施設内
住 所
兵庫県神戸市灘区弓木町5-1-174 
電 話
0120-99-4275
料 金
2,000円
定 員
20名
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