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肩こりと首周りの筋肉の関わりについて

ホグレル通信

痛み

2022.05.06

肩こりって、辛いですよね。

 

厚生労働省の「平成28年国民生活基礎調査の概況」では、肩こりの自覚症状がある人の割合で女性は第1位、男性は2位となっており、日本の国民病と言っても良いくらい悩んでいる人が多い疾患です。

 

今回は、そんな肩こりに関わってくる筋肉についてのお話です。

 

肩こりになる原因は普段の姿勢や過ごし方にあることがほとんどですので、今から見ていく筋肉をほぐせば治る!というわけではありません。

 

でも、今回の話を知って「なんで肩こりになるんだろう?」という考えるきっかけになれば、きっと新しい発見があるはずです。

 

それでは見ていきましょう。

 

 

肩のこりに直接関係している筋肉

身体の後ろ側にある以下の筋肉が、肩の「コリ」に直接関係しているとされています。

 

・僧帽筋

・頭板状筋

・頸板状筋

・後頭下筋群

 

「僧帽筋」は聞いたことがある人が多いかと思いますが、そのほかは知らない方もいるかと思います。

ですが、日常生活において結構使われることが多いので、ぜひこの機会に覚えてみてください。

 

さて、これらの筋肉が、どのように肩こりと関わってくるのでしょうか?

日常生活における関わりについて、以下で説明します。

 

 

日常生活での肩こりとの関わり

スマホを見るときなど

スマホを使っている時、あるいはパソコン操作をしているときなどは僧帽筋という筋肉が緊張しています。

スマホ操作をする時って、頭の位置が前にずれてしまいますからね。

 

この時、僧帽筋は「頭が前に倒れないように」頑張ってくれているわけです。

この状態が続くことによって僧帽筋が疲れてしまい、肩こりの症状が表れるのです。

 

ちなみに、後頭下筋群も緊張しやすい筋肉です。

肩こりだけでなく、血流阻害により頭痛にもつながってしまう可能性があるので、要注意ですね。

 

顔の向きを変えている時

頸板状筋と頭板状筋です。

デスクワークなどをしている時、身体を斜めにして首だけパソコンに向けていたり、2つの画面を見比べながら作業したりしていませんか?

 

この時、顔がまっすぐの方向ではなく、左右どちらかに傾いていますよね。

これにより、頭板状筋、頸板状筋が緊張しやすくなります。

 

頭板状筋、頸板状筋は首の付け根から胸椎にかけてくっついており、首を後ろにそらす(伸展)動きや、左右に回したりするときにも活動する筋肉です。

 

たまに向きを変える程度なら良いのですが、長い時間傾けたままだったりすると緊張したままになりますので、自分が普段、どんな姿勢でいるのかをチェックしてみてください。

 

 

まとめ

今回は肩こりに関連する筋肉について見てきました。

 

凝っている場所をほぐす。

というのも大切ですが、それ以上に「自分が普段、どんな姿勢で生活をしているのか?」という点にも注意を向けてみてください。

 

整体などで素晴らしい手技を持つ先生の施術を受けたのに、普段の生活がめちゃくちゃ…では、同じことの繰り返しになってしまいます。

 

長年悩まされてきた肩こりや腰痛を本当の意味で改善するのであれば、自分自身でケアするという考え方が大切なのですね。

 

 

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