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熱中症対策のための水分補給!間違った飲み方をしていませんか…?

ホグレル通信

食事・栄養

2021.04.23

こんにちは

ホグレル硬式野球部の岡田です。

 

暑い中、外に出ていると身体がしんどくなってきますよね。
特に季節の変わり目は身体が暑さに順応できていないのもあって、夏バテや熱中症になってしまうリスクが高まります。

実は、あることに気を付けるだけでそのリスクは限りなく低くすることが出来ることを御存じですか?

 

この記事では、夏場に体調不良を解決するためのヒントをお伝えできればと考えておりますのでぜひご覧ください♪

 

私も暑い日はしんどさを感じることが多かったのですが、本記事で紹介している内容を実践した結果、以前のようなしんどさを感じることが少なくなりました。

 

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重要なのは〇〇!

ズバリ、つらい夏場をしのぐためには『水分』を上手に摂取できるかどうかがポイントになってきます。

おそらく多くの方が『水分補給が大切』ということは分かっているとは思います。

 

ですが、なぜ大切なのかということについて、きちんと教わったことがある人は少ないのでは無いでしょうか。

以下で、詳しく見ていきましょう。

 

 

水分補給で大切な3つのポイント

一口に水分補給と言っても、ただ何も考えず飲むだけでは十分ではありません。

今から紹介する3つのポイントに注意することでより良い効果が期待できますので、是非試してみてください。

 

その① 量

1日の水分摂取量を計ったことはありますか?

おそらく、ほとんど人は自分が一日に何L飲んだかを把握していないと思います。

 

実は、一日の必要摂取量は明確に定められてはいません。

しかし、水分を失う量が多くなると、身体への影響が症状として表れるため、水分の損失が大きくならないよう注意しなければなりません。

 

おおよそ数%水分を失うだけで悪影響があり、以下のような症状を引き起こします。

 

2% ~ 喉の渇きが生じる。
3% ~ 強い渇き、ぼんやりする、食欲不振
4% ~ 皮膚の紅潮、イライラする、体温上昇、疲労困憊、尿量の減少と濃縮
5% ~ 頭痛、熱にうだる感じ
8~10% ~ 身体動揺・痙攣
20% ~ 無尿、死亡

参考:大塚製薬 URL(https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/rehydration/water/dehydration-signs/)

 

その② 内容

あまり知られていませんが、夏のように汗をかきやすい時期などは水分と同時に「塩分と糖質」も必要になるので、ただの水やお茶を飲むだけでは十分とは言えません。

実は市販のスポーツドリンクのほとんどは塩分と糖質がバランスよく含まれているので、水分補給には最適なドリンクです。

 

普通の水だけでは、体内の血中ナトリウム濃度が薄まってしまうためスポーツドリンクを飲むよりも熱中症のリスクを高めてしまう可能性もあります(水を飲んで血中ナトリウム濃度が薄まると、体内のセンサーが反応してナトリウム濃度を調整しようとする働きにより余分な水分を尿や汗で排出する。それにより更に体内の水分を失うことになる。―『自発的脱水症』)

 

その③ タイミング

皆さんはどんな時に水分をとっているでしょうか。のどが渇いたときになんとなく飲んでいませんか。
実は量や内容と同じくらい重要なのが「タイミングです。下におすすめのタイミングを挙げてみました。

・渇きを感じる前
・お酒を飲んだ後(体内のアルコール濃度が上昇しているとき)
・運動前
・運動中
・入浴前後

運動は特に水分を失いやすいので運動前に250~500mlを摂取し、運動中も500~1000ml/1h をこまめに補給することが推奨されています。

 

 

まとめ

・水分の損失がないように十分な量を飲む

・汗をかくときはスポーツドリンクが好ましい

・こまめに水分を補給する

 

以上に気を付けて、いい夏を過ごしましょう。

 

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