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野球選手がランニングをするメリットとは
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野球
2022.08.05

野球というと、一昔前まではひたすらランニングをさせているようなチームも多かったと思います。
ところが、最近では著名人などがランニングに懐疑的な発言をすることもあるため「ランニング不要論」なども散見されます。
確かに走りすぎにより脚のケガをしてしまう選手もおり、ランニングをさせる際には注意が必要であることも分かります。
でも実際には、ランニング=絶対悪ではなく、ランニングをすることで野球への良い影響を感じている人もいるはず。
そこで今回は、野球選手がランニングをすることのメリットについて考えてみました。
目次
強度の高いトレーニング後の筋肉痛緩和
ランニングなどのような軽い運動をすることで、筋肉痛を緩和することができます。
実際にポワティエ大学の研究では、筋トレをした後にランニングなどの軽い運動でアクティブレスト(積極的休養)を行うことで筋肉痛緩和の効果がありました。
※以下の記事参照
なお、筋トレ後に「筋肉痛を緩和する目的で」行ったケアのうち、静的ストレッチはあまり効果が見られなかったのに対して、マッサージなどと並んでアクティブレストが効果的であることが分かっています。
そういう意味では、練習後のクールダウンとして適度なランニングを行うことは理にかなっていると言えるでしょう。
ただし、必要以上に長距離を走らせたりすると膝などのケガを引き起こしてしまう可能性があるので走りすぎは禁物です。
左右のバランスを整える
野球は競技特性上、左右非対称な動きが多く、筋肉のつき方などは左右差が生じてしまいがちです。
それ自体は、ある程度は仕方がないことです。
ですが、あまりにも偏ってしまうと身体の痛みの原因にもなり得ます。
ランニングは基本的には左右対称の動きになりますので、ランニングを行うことによって
「あれ?今日は右脚が運びにくいな」とか
「今日は左腕の振りが浅いな」などのように状態をチェックしやすくなります。
野球は左右非対称の動きが多いとはいえ、結局はバランスも大事です。
自分にとって理想的な状態をチェックする手段の一つとしてランニングが活用できます。
注意点
ランニングを行う上での注意点もあります。
冒頭でも触れたように、走りすぎはケガにつながる恐れもありますから過度なランニングはNGです。
加えて、走るフォームなども細かく見て、適切に身体を使えているかもチェックできた方が良いです。
・猫背になっていないかな?
・腕は振れているかな?
・着地位置は適切かな?
など、チェックすべきポイントはたくさんあります。
「精神を鍛える」ためにランニングを用いることも否定はしませんが、野球を上達させるという本来の目的を見失ってはいけません。
目的に応じ、意図を持って取り入れることが重要なのです。
ホグレルで身体を整えよう
弊社製品のホグレルは、力を抜いた状態で、マシンの軌道に従って主に肩甲骨や股関節・骨盤周辺を動かすことを目的としたマシンです。
機械を用いてトレーニングをすることで、身体の変化などもチェックしやすく、アスリートのセルフコンディショニングにも向いています。
特に野球選手は練習の繰り返しによって身体のバランスが崩れてパフォーマンスに悪影響が出やすいです。
「選手がケガをしやすくて悩んでいる」
「いろんなトレーニングをさせてみたけどイマイチ効果が出ない」
このようにお悩みの方は、ぜひ一度ホグレルをお試しください。