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あなたの不調、巻き肩が原因かも?ストレッチで改善しよう!
ホグレル通信
姿勢
2021.05.10
疲れが取れにくい、集中力が続かない、などの身体の不調を感じたことのある方は多いはず。
身体を休めただけではなかなか改善しない場合、身体のバランスが崩れていることが原因となっているかもしれません。
今回は身体の不調を引き起こす要因の一つ「巻き肩」について解説していきます。
あ、自分も巻き肩かも?と思った方はぜひお読みください!
目次
巻き肩とは
巻き肩とは、横から見た時に「肩が前方に遷移している状態」です。
※「前肩」とも言われます。

図にように真っ直ぐ立った時に、耳からくるぶしまでの一直線のラインから肩が前にズレている場合は巻き肩傾向といえます。
体の前面の筋肉が強い、あるいは背中側の筋肉が弱っていると肩甲骨が外転してしまいます。
さらに、小胸筋という筋肉も肩甲骨の外転などに作用するのですが、この筋肉が収縮すると肩が前に引っ張られて巻き肩を助長します。
巻き肩を引き起こす生活習慣
巻き肩を引き起こす原因は、PC作業やスマホをみるといった「腕が体の前にある姿勢」をとってしまう、またその姿勢が長く続いてしまうことです。
これにより筋肉のバランスが崩れ、巻き肩の状態に慣れてしまいます。
生活習慣が姿勢に与える影響は大きく、気をつけなければすぐにバランスを崩しがちです。
巻き肩になると、、、
巻き肩になるということは「真っ直ぐ立てていない」ということでもあります。
腕が体の前にあると、それを支えるために背中の筋肉が緊張しますし肩周りだけでなく他の部位も緊張しやすくなります。
筋肉が緊張することで血流が滞って代謝も悪くなる上、疲れが取れない、集中力が続かないなどの影響もでます。
さらに、巻き肩に深く関わっている小胸筋は呼吸の補助を担う筋肉でもありますので、うまく働かないと呼吸も浅くなりがち。
このように、巻き肩という一つの状態だけでも実に多くの悪影響に繋がるんですね。
巻き肩を改善するためのトレーニングを紹介します!
巻き肩を改善するためには、正しい姿勢を意識しなければなりません。
ただ、筋肉が硬くなってしまっていると「正しい姿勢を取ろうとしても取れない」状態になりがち。
まずは、硬くなってしまった筋肉をほぐし、正しい姿勢を取れるように身体を変えていきましょう!
トレーニング
前鋸筋マッサージ
前鋸筋は肋骨から肩甲骨にかけて付着している筋肉で、肩甲骨を前方へ押し出す外転の動きや腕を挙上する際に肩甲骨を上方回旋させたりするなど働きがあります。
ストレッチポールなどで圧迫することで緊張を解除してあげましょう。
【関連記事】ストレッチポールは効果なし?実は、すごいやつなんです。
胸筋群ストレッチ
胸筋群は壁を使ってストレッチが出来ます。
壁の前に身体を横に向けて立ち、壁に手をつけます。
その状態で片方の脚を前に踏み出し、体重をかけながら胸をストレッチしていきましょう。

動的ストレッチマシン
チェストスプレッド
胸を開くマシンです。背中側の筋肉も動かすため、胸まわりをバランスよく身体を整えることが出来ます。
マルチスロー
チェストスプレッドはどちらかというと「横に開く」運動ですが、マルチスローは「縦に開く」イメージです。
身体を横に向けて使うと前鋸筋になどにも刺激が入れやすいマシンです。
ディッピング
ディッピングは肩甲骨の上げ下げ(挙上・下制)、上に開く動きと閉じる動き(上方回旋・下方回旋)をして、肩甲骨周りの柔軟性を高めます。
まとめ
巻き肩はスマホやPCなどでのデスクワークをすることが多い現代において、誰でもなってしまう恐れがあります。
一度硬くなった筋肉はストレッチやマッサージなどでほぐしてあげる必要もありますが、「なかなか自分では出来ない‥!」という方もいらっしゃると思います。
弊社製品の動的ストレッチマシン「ホグレル」はマシンの軌道に合わせて動かすだけでリラックスしながら楽に身体をほぐすことができますので、これまで運動習慣がなかった方でも気軽にチャレンジが可能!
たった15分程度の運動でも身体がほぐれて調いますので、ぜひ試してみてくださいね!