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体の力を抜くには?

ホグレル通信

姿勢

2022.07.22

「力を抜け!」

 

そう言われてスッと力を抜けますか?

 

ストレス社会の現代においては、知らず知らずのうちに身体に力が入っていて簡単には脱力できなくなっている方もいます。

 

スポーツの現場でも、グッと力をこめることは得意なのにスッと力を抜くのは苦手な選手がたくさんいます。

 

脱力ができるかどうかは日常のパフォーマンス維持に不可欠ですので、普段頑張っている方はこの機会に一度立ち止まって、力が入っていないかな〜?と確認してみてください。

 

 

呼吸をコントロールする

力を抜くために大切なことは「呼吸」です。

なぜなら、呼吸をコントロールすることで副交感神経が優位になるからです。

 

※副交感神経とはリラックスしているときに活発化する自律神経で、血圧降下、心拍数低下、発汗抑制などの作用があります。

 

「生理学的に,深呼吸をすると迷走神経が興奮して心拍数減少が認められており,副交感神経活動が優位となるといわれている.また,深呼吸時に吸息時間より呼息時間を長くすることで,副交感神経をより高めるという報告もみられた」

深呼吸によるストレス緩和効果 2009 古賀 麻奈美,長谷真由,芳野千尋,籾井佑都,松本 彬,田鍋 拓也,有吉 雄司,山本 浩由,甲斐 悟,高橋 精一郎

 

深呼吸によって副交感神経が優位になりやすく、それによってリラックス効果が高まり筋肉の弛緩もしやすくなります。

 

ストレッチをする際に呼吸をゆっくりと止めないように行うのも、緊張状態を緩和させ筋肉が緩みやすくするためです。

ですので、「力が入ってるな〜」と思ったときはまず呼吸をコントロールできているか確認しましょう。

 

 

一旦力を入れる

「漸進的筋弛緩法」というリラクゼーション方法もあります。

 

これは身体の各部を細かく分けて、一部位ずつわざと緊張状態を作っては緩めることを繰り返していく方法です。(例:5~10秒間力を入れる→10~20秒間弛緩させる)

 

およそ100年前、アメリカの精神科医エドモンド・ジェイコブソン氏が考案したもので、現在でも認知行動療法などに取り入れられています。

 

具体的な方法はここでは紹介しませんが、デスクワークなどで肩が凝っている時、肩をすくめてストンと緩めるようなイメージで、力を抜く感覚を探していきましょう。

 

 

そもそも姿勢は整っていますか?

そもそも姿勢が整っていないと、力を抜きたくても抜けなかったりします。

例えば、猫背になっている人は僧帽筋などの背中側の筋肉が緊張しっぱなしです。

 

体重の10%ほどもある「頭」を支えているわけですから、そうなるのは当然ですよね。

身体が前に倒れてしまわないように、筋肉が作用しているのです。

 

ということは、どんなに呼吸をコントロールしても、力を抜くトレーニングをしても、猫背を直さなければ立位時の背中周りの緊張は中々とけません。

 

ですので、今の自分の姿勢はどんなだろう?と意識を向けて見ることも大切です。

 

 

力を抜く感覚の獲得と姿勢の改善に取り組もう

弊社のホグレルなら、重い負荷をかけずに操作ができるので脱力の練習ができます。

 

例えば、ディッピングSという機種は腕を下から持ち上げてくれるので肩甲骨をよりリラックスしながら動かし、普段はあまりやらない上方向の動きも手軽に行えます。

 

筋肉は動かさないでいると、血流も滞りどんどん硬くなってしまいます。

それを防ぐためにも、このようなマシンを使ってトレーニングをすることも大切です。

 

少しずつでも続けて行くことで、次第に身体の感覚も研ぎ澄まされていき、姿勢の改善にも繋がっていきます。

ホグレルは全国700を超える導入施設がありますので、興味のある方はぜひ一度ご体験ください!

 

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