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正しい座り方を知って、姿勢を改善しよう!
ホグレル通信
姿勢
2021.06.21

会社でのデスクワーク、学校の授業、車の運転 などなど
私たちの日常生活の中では「座る」場面が多いですよね。
人によっては、一日中ず〜っと座りっぱなしということもあるでしょう。
このように、座る場面が多いということは、その時の姿勢がクセになって身体のバランスに大きな影響を与える可能性があります。
猫背気味の人は、背中の筋肉が固まって肩こりを引き起こしたり
足を組んでいる時間が長い人は左右で筋肉のバランスが崩れて腰痛などになったり
人間、同じ姿勢を続けたまま動かさないと筋肉が硬くなってしまいますので、一定の間隔で身体を動かしてあげるのも大事。
もっと言うと、正しい座り方も出来るようにすれば、なおグッド^^
そんなわけで今回は「正しい座り方」を伝授しますね!
目次
「骨盤を立てる」が基本形
正しい座り方を実践する際に、一番に意識すべきポイントは「骨盤を立てること」です。
骨盤を立てるとは、骨盤が左右水平で脊柱が自然な湾曲を描くことが出来る状態。
骨盤を立てるには、坐骨を地面に着くように座わり、恥骨と腰骨の出っ張りのラインが縦に真っ直ぐになっている状態を作ると良いと言われます。
椅子
骨盤を立てて椅子の背もたれ下部にはめましょう。
足裏は地面につけて、下半身を安定させることと、頭の位置が骨盤の真上からブレなければ、猫背になりにくいです。
車
車を運転する際は、腰を深く固定して座れるようにしましょう。
よく、ハンドルにしがみつくように運転している方がいますが、猫背になりがちなのでNGです。
座った時に腰が浮いてしまうと不安定になるため、走行時の振動やハンドル操作時に負荷がかかり腰痛を招いてしまいます。
床
床に座るのは、実は結構難しいです。
なるべくやらない方が良いのは「体育座り」
膝を抱え込むことで内臓が圧迫されるし、背中が丸まることで腰背部も緊張し、坐骨への負担なども大きい姿勢であると言われます。
正しい座り方で筋肉バランスを整える
正しい座り方をすると、体幹の筋肉も使うので身体のバランスも整い自然と良い姿勢を取れるようになります。
ただ、正しい座り方であっても、長時間続けると疲れて固まってきてしまいます。
そもそも人間の頭は、一般的なヒトの場合は体重の10%、ボーリング球くらいの重さがあります。
身体を横にして寝ない限りは、首や肩まわりへの負担はかかり続けているのです。
ですので、正しい座り方を意識しつつも、長時間座り続けないことが大切。
一定時間座って作業をしたら、休憩をとって身体を動かしてあげることを忘れないようにしましょう。
柔軟性を改善して、正しい姿勢を
すでに柔軟性が低下して、正しい姿勢をとるのが辛い方もいるかと思います。
例えば、背中が丸くなった高齢者の方が、無理に真っ直ぐ座ろうとすると逆に身体を痛めてしまう可能性があります。
そういった方は、ストレッチなどで先に身体を整えてから、少しづつ正しい座り方が出来るようにすれば大丈夫。
動的ストレッチマシン、ホグレルを使って、力を抜いて楽に整える方法もありますので、弊社直営のホグレルスペースや全国600以上ある導入施設様でお試しいただくことも可能です。