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「平らな場所なのに歩いていてつまづく」を防ぐために

ホグレル通信

姿勢

2022.03.18

「何も無いところで、つまづいてしまうことが増えた」

そんな悩みはありませんか?

 

少しバランスを崩すくらいなら良いのですが、つまづいた拍子に腰や膝などの他の部位を痛めてしまったりするのは避けたいですよね。

そこで、今回はつまづきを予防するために意識すべき筋肉と、その使い方について解説していきます。

 

 

大腰筋、腸骨筋が使えるかどうかが大事

脚を前に運ぶ筋肉は?と聞かれると「太もものあたり」をイメージされる方が多いのでは無いでしょうか?

確かに、大腿直筋や大腿筋膜張筋などの太ももの筋肉も働きます。

 

でも実は、脚を前に振ったり持ち上げる動作に大きく貢献しているのは「大腰筋」「腸骨筋」という筋肉です。

おもしろいことに、同じ歩く動作でも、人によって全然使っている筋肉の割合が違うということがあります。

  

 

大腰筋と腸骨筋の場所をイメージしてみよう

大腰筋、腸骨筋ってあまり馴染みのない筋肉ですよね。

この二つを合わせて「腸腰筋(ちょうようきん)」とも言います。

 

この名前なら、聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

腸骨筋は腸骨窩全体、大腰筋は胸椎の12番から腰椎の全体にかけて付着していて、二つの筋肉はそのまま骨盤の内側を沿うように通り大腿骨の小転子というところにつながっています。

 

 

動きは以下の動画のような感じになります。※太ももの内側の筋肉は長内転筋です

かずひろ先生の【なるほど解剖学】より

 

なお、「前ならえ」をしたときの肘の位置あたりが大腰筋の始まり(起始)です。

思っているよりもかなり高いところに「脚を動かす」筋肉があることが分かりますね。

 

 

大腰筋と腸骨筋を使えるようにするためには

太ももの筋肉を使う意識が強かったり、そもそも硬かったりすると大腰筋、腸骨筋を使いにくくなる可能性があります。

例えば、こちらの記事でも紹介している腸腰筋ストレッチでは、腸腰筋よりも太ももの筋肉が伸びている感覚になってしまう方もいます。

 

ですので、太ももの筋肉をほぐしてあげることも大切です。

最初は難しいかもしれませんが、身体の深いところにある筋肉が働いているというイメージを作っていきましょう。

 

 

セルフコンディショニングで動ける身体を手に入れよう!

本記事では「歩いていて、つまづいてしまう」を防ぐために大切な筋肉と、その使い方について見てきました。

実を言うと、特定の筋肉のみを鍛えたからといって身体の不調が改善するとは限りません。

 

なぜなら、人間の身体は色々な筋肉が相互に関わり合ってバランスをとっているからです。

ですので、身体全体を整える意識を持って日々の生活を送ることが大切です。

 

動的ストレッチマシンホグレルなら、手軽にバランスよく身体を整えることが出来ます。

「昔と比べて動きにくくなったな〜」などと感じる方はぜひお試しください。

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