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頭痛の原因とは? 種類をチェックして対処法を学ぼう

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痛み

2021.05.21

誰しもが経験したことがあるであろう「頭痛」

中間法人日本臨床内科医会によると、日本人の3人に1人は慢性頭痛に悩む「頭痛持ち」だとされます。

頭痛と言っても種類は様々で、原因や対処法も変わってきます。

 

本記事では、頭痛の種類と原因について調べ、その対処法を紹介。

頭痛による集中力や思考力の低下は勉強や仕事にも大きな影響を及ぼしますので

対処法を知って、良いパフォーマンスを発揮出来るようになりましょう!

 

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頭痛の種類

頭痛は大きく「症候性頭痛」「機能性頭痛」に分けられます。

症候性頭痛は、くも膜下出血や脳腫瘍などの明らかに病気が原因の頭痛で、機能性頭痛は明らかな異常が認められない頭痛のことを指します。

いわゆる慢性頭痛は「機能性頭痛」のことで、代表的なものは次の3つになります。

・緊張型頭痛
・片頭痛
・群発頭痛

以下、それぞれの頭痛の特徴を見ていきましょう。

 

 

機能性頭痛、主要3種類の特徴・原因

緊張型頭痛

肩や首すじにこりがあり、首の筋肉には押すと痛む箇所があるほか動かしにくさも生じます。頭を外から締め付けられるような痛みですが、激痛と言うほどではなく長い間ジワジワと続きます。

 

原因:精神ストレスや長時間のデスクワークなどによって、首から肩にかけて筋肉が緊張することが原因とされる。

 

片頭痛

頭部の片側(「片頭」と書きますが両側の場合も)がズキズキと痛みます。こめかみから目のあたりにかけて「拍動性の痛み」が起き、吐き気を催すことも。

20〜40代の女性に多く見られます。

 

原因:はっきりした原因は不明。神経質な人がなりやすいとされる。ストレスによる影響、あるいは食べ物が刺激となって起きる場合もある。

 

群発頭痛

「目の奥をえぐるような」激しい痛みが片側に起きることが多い。

1年のうち1、2回、約1ヶ月程度つづき、決まった時間に1〜2時間痛んでおさまります。

痛む側の目に涙が出る、充血するほか、鼻水が出るなどの症状も伴う。

 

原因:目の後方の血管が拡張し、それによって神経を圧迫するためと考えられている。

 

 

機能性頭痛の対処法

緊張型頭痛の対処法

長時間同じ姿勢を続けず、定期的に全身を動かす運動やストレッチをすると効果的。

首から肩の筋肉が緊張が取れることで、心臓から脳への血流やリンパの流れがよくなり老廃物などの代謝にもなる。

 

片頭痛の対処法

起きた際の対処としては「頭を冷やす」ことがあります。

冷やすことで拡張した血管を元に戻します。

また、自律神経が乱れることで血管の収縮拡張のバランスが崩れるので、規則正しい生活をすることも大切。

 

群発頭痛

通常の鎮痛薬が効果を成さないため「スマトリプタン」という薬を注射する方法を用いる、それ以外では高濃度の酸素吸入が効果があるとされます。

※いずれも医師による処方が必要

 

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まとめ

機能性頭痛の症状はそれぞれ異なります。

ですが、いずれの場合にも「日常生活の習慣(行動や思考)」が大きく関わっていると考えられています。

 

規則正しい生活を心掛け、適度にストレスを発散出来る環境を作って、辛い頭痛から開放出来るようにしましょう!

 

参考サイト
・一般社団法人 日本神経学会HP 「脳神経内科の主な病気」 より

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