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肩こりの原因とは?解消するためのストレッチ方法などもご紹介
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痛み
2021.03.31
この記事に辿り着いたあなた、肩こりに悩まされていますね?
肩こりを引き起こすのは「血行不良」「筋肉疲労」ですが、実はこれらの状態を招くのにも原因があります。
それは、あなたの日常生活に潜んでいるかもしれません。
この記事では、肩こりが改善し気持ちよく生活出来るようになるためのヒントを書かせていただきました。
目次
肩こりの症状
肩こりとは、首から肩、背中にかけて筋肉が張っていて鈍い痛みがあるなどの症状のことを指します。
この症状を感じる、関連する筋肉は複数ありますが、特に首から肩、背中にかけて覆っている僧帽筋という筋肉が大きな影響をあたえています。
肩こりの原因
人間の頭は体重の10%ほどと言われています。
例えば、60kg体重がある人は6kgにもなることになります。
6kgというと、13ポンドのボウリング玉とほぼ同じ。
頭と腕を支えているのが首や肩にかけての筋肉であり、常に緊張している状態なのです。
ちなみに、なぜ緊張状態が続くとコリが発生してしまうのでしょうか?
実は、筋肉の周辺と中を通っている血管が関係しています。
緊張した状態が続くことで血液の循環が悪くなり、それによって疲労物質の蓄積や筋肉の拘縮が生じる。すると、末梢神経などに刺激が入りやすくなったりもします。
肩こりは、これらの要素が関わって引き起こされているんですね。
疾患の随伴症状としての肩こりもある
以下のような疾患により、肩こりの症状を引き起こすこともあります。
覚えておくべきなのは、何か一つの原因が〜というよりは様々な要因が複合的に合わさって問題を引き起こすことが多いということです。
内科:高血圧、低血圧、狭心症、心筋梗塞、解離性大動脈瘤、貧血、冷え性、胆のう炎・胆石、自律神経失調症、肺がん、腎臓病
整形外科:頚椎症、後縦靭帯骨化症、脊椎・脊髄腫瘍、胸郭出口症候群
耳鼻咽頭科:メニエール病、副鼻腔炎
歯科:虫歯、歯周病、咬合不全、顎関節症など
眼科:眼精疲労
精神科:うつ病など
持病を把握している方は良いのですが、そうではない方は、これらの疾患が原因となっている可能性も頭に入れておくと良いでしょう。
肩こりの治療・予防
さて、肩こりの症状が現れたら、どのような対処法を取れば良いのでしょうか?
多くの方は肩周りを揉んだり、マッサージや整体などに通って改善しようとされるかと思いますが、まずは自分で取り組めることから試してみましょう。
「姿勢を正す、運動する、暖かくする」
この3要素に取り組むことで、肩こりが改善する可能性があります。
①姿勢を正す
人間の頭はボーリング玉くらいの重さがあり、それを首や肩の筋肉で支えていると書きました。猫背など姿勢が悪い状態の人は、姿勢が良い人よりも背中の筋肉の緊張が強くなってしまいます。
緊張を軽減するためには、より良い姿勢をとることを心がけましょう。
良い姿勢とは下に示すように、くるぶし、膝、大転子、肩、耳の5つのポイントが重力に対して一直線に真っすぐになるよう立つことです。

②運動をする
セルフストレッチ
①腕回し
腕を肩甲骨面上で上げ下げ(肩甲骨を身体の前方約30°の位置に持っていく位置)すると、肩回りを過度に緊張させず、なおかつ肩甲骨の上方回旋もスムーズに行えます。
マシンを使った動的ストレッチ
自分では中々動かしにくい筋肉もあります。
そのような方は、動的ストレッチマシンを活用したトレーニングがおススメ。
弊社が取り扱っている動的ストレッチマシン「ホグレル」はマシンの軌道に従って身体を動かしていきます。
比較的軽負荷なため運動後はカラダがポカポカと温まり、筋肉もほどよくホグれています。
↓以下の動画のような感じで動かします。
こちらのマシンは「ディッピングS」といって、主に肩甲骨周辺をほぐしてくれます。
肩甲骨周辺は、固まりやすいところですので、ぜひこちらのマシンで動かしてみましょう。
その他の器具の使い方については以下の記事を参照ください。
【関連記事】ホグレルを使った上半身のトレーニングメニュー
【関連記事】動的ストレッチマシン、ホグレルを使った股関節周辺のトレーニングメニュー
③暖かくする
身体が冷えると血流が滞りコリが発生しやすくなります。特に冬場は身体が冷えやすくなってしまうので運動をするかお風呂に浸かって定期的に体温を上昇させるようにしましょう。
冷えたままでは血流が滞ったまま筋肉の拘縮なども進んでしまいますので、暖めることを「習慣化」することが必須です。
身体の不調は、自分で対処出来ることも多い
肩こりに限らず、身体に不調を感じてマッサージを受けに行く人はいるかと思います。
マッサージも効果的ですし悪いことでは無いのですが、お金を掛けなくても対処できることを知っていれば日々がもっと快適になりますし、もっと別のところにもお金を使えるかもしれません。
この機会に、身体を動かして自分の身体と向き合う「セルフコンディショニング」に取り組んでみませんか?