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腰痛の種類、あなたはどれですか?【3種類チェック】

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痛み

2021.01.28

 

国民病とまで言われる、『腰痛』
日本整形外科学会の調査によると、3000万人の日本人が腰痛に悩まされているとか。

腰痛があるだけで、日常生活には大きな影響が出てしまいます。

 

・長いこと腰痛に悩まされていて、全然良くならない方
・病院に行っても、痛み止めを処方されて終わった

 

そのような方は、是非今回の記事を参考にしてみてください!

 

この記事を読むことで

 
腰痛のせいで集中できなかった仕事に集中できるようになったり、
思いっきりスポーツを楽しめる人が増えることを願います。

 

 

動作別の痛みから、種類を知る

一口に腰痛と言っても、解明されていない部分もたくさんあります。
手術が必要なものもあれば、必要でないものもありますし、痛みの原因も様々です。

 

今回ご紹介する腰痛のチェック方法は『どのような動作をした時に、痛みが生じるか』という観点でのものになります。

つまり、身体の柔軟性や可動域の低下などによって不良動作を引き起こし腰部に負担を生じているケースでは、今回のチェック方法および対処方法を用いて改善する可能性があります。

 

※ガンやその他内臓疾患などによって腰部の痛みを感じてしまうケースもありますので、記事内でのチェック方法が絶対ではないことを予め申し添えておきます。

 

 

動作中の腰痛には、3つの種類がある

日常動作やスポーツでの様々な動きにおいて腰に痛みを感じる方は、自分がどのような動きをしているときにそうなってしまうのかを知る必要があります。

たくさん種類があるのでは?と思われた方、ご安心ください。

 

今回は動作中の腰痛を、3つに分けて解説していきます。

 

無理のない範囲で試してみて、自分の腰痛の種類を知ってください。

 

①屈曲時痛(前にかがんだ時)

主にハムストリングス周辺が硬いため、骨盤の前への動きが制限されて腰部への圧力が強くなって痛みを生じます。

 

②伸展時痛(後ろに身体をそらした時)

身体の前側が硬いケースが多い(腸腰筋や胸郭周りの)
胴体が一枚の板のようになってしまうため、身体をそらした時に腰部の脊柱管を圧迫してしまう。

 

③回転時痛(体幹を捻った時)

ゴルフや野球での捻転時などに痛む。
頚椎や胸椎の動きが悪くなると、約5度しか回らない腰椎への負荷が大きくなり痛みを感じるようになる。

※胸椎は約35度回るのに対し、腰椎は約5度しか回りません。

 

 

腰痛の種類別、ホグレル使用方法

それでは、ここからは動作別の痛みに対して、どのホグレルをどのように使うのかを説明していきます。

 

屈曲時痛→ネバータイトハム(NTH)、レッグプレス(LP)

屈曲時痛は、ハムストリングスなど腿裏の筋肉が硬くなっている事で股関節の屈曲がしにくくなり引き起こされているケースが多いです。

ですので、ネバータイトハムかレッグプレスを用いてハムストリングスをほぐしてあげましょう!

 

↓ネバータイトハムの使い方動画はこちら

 

注意点としては、腰を浮かせてしまわない事。
しっかりと座面に腰をはめないと、腰椎への負担が大きくなります。

 

 

前屈の硬さ別、セッティング方法

前屈した時に、どの位置まで指先が届くかで座面の角度を調整します。
※あくまで目安です。無理のないようにセッティングしてください。

 

①膝までしか指先が届かない場合は一番浅く

 

②膝と足底との間の真ん中くらいまで指先が届くなら二番目に浅く

 

③指先が床まで届くなら、角度が90度になるくらいで

 

 

伸展痛時→マルチスロー(MT)、プルオーバー(PO)

伸展時痛は、身体の前面などが硬くなることで身体をそらした時に腰部への負荷が強くなり痛みを生じているケースが多い。

マルチスローか、プルオーバーで身体の前側を伸ばしてあげましょう!

 

↓マルチスローの使い方動画はこちら

 

腰を背もたれにくっつけて、力を抜いて伸ばし動作を繰り返します。

 

 

回転時痛→チェストスプレッド(CS)

回転時痛は、胸椎などの動きが悪くなる事で回る角度が浅い腰椎に負荷がかかり痛みを生じることがあります。

チェストスプレッドのツイストで、胸まわりの横の動きを出せるようにしましょう。

 

↓チェストスプレッド(ツイスト)の使い方はこちら

 

 

まとめ

腰痛というと「病院や整骨院・接骨院で治療してもらう」という認識の方が多いかと思います。

ですが、そもそも身体の柔軟性や可動域が低下するなどして身体の使い方が悪くなってしまうと、「何気ない不良動作の積み重ね」によって腰部への負荷が強くなり痛めてしまいます。 

 

前に屈む時、後ろにそらす時、横にひねる時

 

あらゆる場面で腰部に負担のかかりにくい身体と動作を手に入れることが出来れば、腰痛に悩むことも少なくなるはずです。

 

まず、自分がどのような動きをすると腰が痛くなるのかチェックして、原因を突き止めましょう!

↓今回の記事は、動画でも説明しています

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