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根本的な腰痛改善のためのストレッチとは
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ストレッチ
2022.10.28
腰痛と言っても原因はさまざまです。
痛みが生じている部位は腰かもしれませんが、腰に過度な負荷のかかるような身体の使い方が大元の原因であることが考えられます。
と言うことは『腰が痛い=腰をストレッチする』は根本的な解決にならない可能性があると言うことです。
こちらの記事でも紹介していますが、腰に負担がかかる原因は股関節の硬さであったり、胸椎の硬さだったりします。
身体の硬さを解消し、動きが変わることで腰痛も改善へと進んでいきます。
今回紹介するジャックナイフストレッチは、そういった身体の使い方という面で腰痛へのアプローチを行う手法の一つです。
ぜひお試しください。
目次
ジャックナイフストレッチ
ジャックナイフストレッチは、徳島大学病院の西良浩一先生が考案した腰痛対策のためのストレッチ方法。
手順は以下の通りです。

まず、脚を肩幅程度に開きます。
①上体を折り曲げ、足首をつかみます(膝は曲げてもOKです)
②その状態のまま、ゆっくりと息を吐きながらお尻を真上に突き上げます。
③5秒程度伸ばしたら、緩めます。
→②、③を繰り返します(5~10セットくらい)
こちらを実施することで腿裏の筋肉がほぐされ、骨盤の前傾をしやすくなるため前屈も改善されます。

動的ストレッチマシンを使った方法
ジャックナイフストレッチは効果的な手法ですが、頭に血が上ってしまいやすいというデメリットもあります。
そのため、高血圧であったり、ご高齢の方の場合は注意して行う必要があります。
このデメリットを解消すべく、開発されたのが弊社のNTH(ネバータイトハム)です。
NTH(ネバータイトハム)
NTHは西良浩一先生監修のジャックナイフストレッチ理論に基づく、アクティブスタティックストレッチも可能なマシンです。
背もたれがあり、頭部をつけて上体はリラックスさせた姿勢で行えるため、高齢者の方でも無理なくジャックナイフストレッチを行うことができます。
まとめ
腰痛のストレッチと言う名目で、インターネット上では様々な方法が紹介されています。
注意しなければいけないのは、腰が痛いから腰をストレッチ!とは限らないことを知ることです。
そうしないと、ただの対処療法になってしまい根本的な解決には向かいません。
根本的な原因は何なのか?
そういった考え方を持ちつつ、取り組んでいきましょう。