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ふくらはぎストレッチのやり方と注意点
ホグレル通信
ストレッチ
2022.09.02
ふくらはぎのストレッチというと、以下のような方法が一般に知られています。
よく「アキレス腱を伸ばす」と言われたりしますが、実際には腱を構成する組織はほとんど伸びません。
あくまで伸びるのは筋肉なので、上図のようなストレッチでは、ふくらはぎの筋肉が伸びていると言えます。
※アキレス腱は、下腿三頭筋とかかとの骨を繋ぐ役割の腱。
目次
ふくらはぎの筋肉について
ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋は「腓腹筋」と「ヒラメ筋」という2つの筋肉の総称です。主な作用は足関節の底屈ですが、二関節筋である腓腹筋に関しては膝関節の屈曲作用も持っています。
また、ふくらはぎは「第二の心臓」とも言われています。
第二の心臓と言われる理由は、筋ポンプ作用によって静脈血を心臓に戻し循環を促進させる役割も持っているためです。
※この作用が弱くなると、むくみや冷え性などといった症状も引き起こすとされます。
ヒラメ筋を伸張するには
下腿三頭筋のうち、ヒラメ筋にフォーカスしてストレッチをする場合は、伸ばす側の膝を屈曲させた状態(腓腹筋が伸張しない状態)で行うと良いとされます。
下腿三頭筋のうち、深層のヒラメ筋にフォーカスしたストレッチの例
伸ばす側の膝を屈曲させる理由は、二関節筋である腓腹筋が膝を伸ばした状態だと引き伸ばされた状態になり、ヒラメ筋を伸ばしきれないからです。
試しに、この記事の冒頭で紹介しているストレッチ姿勢から、後脚の膝を曲げてみてください。
個人差はありますが、ふくらはぎのつっぱり感に変化があるのではないでしょうか。
これが、腓腹筋が緩み、ヒラメ筋を伸張している状態です。
ホグレルを使ったふくらはぎの運動
弊社のホグレルを使うと、リラックスした状態でふくらはぎの筋肉を動かすことができます。
「動的ストレッチマシン」という風に呼ばれることが多いため、ぐいっぐいっと筋肉をストレッチさせるイメージがあるかもしれませんが、比較的軽い負荷で収縮と弛緩を繰り返すので、身体が硬い人でも安心して行えます。
自分の身体の状態をチェックしませんか?
ホグレルでは「4つの姿勢」という指標を用いて、身体への気づきを得てもらうようにしています。


身体の状態をチェックすることで、現状を把握しやすくし、トレーニングの効果を高めることに繋がります。
「あれ?昨日より硬くなっているな」
「ストレッチをしたら、なんだか感覚が変わったな」
このようなフィードバックをしやすくなります。
毎日の小さな積み重ねですが、小さな気づきが時間をかけて大きな差を産みます。
ホグレルで身体を整えよう
ストレッチはすること自体が目的になりがちですが、それだけだと思ったような効果を得られないこともあります。
今回、取り上げたふくらはぎのストレッチに関しても、ふくらはぎが張ってしまう原因が他の部位の硬さや、それに伴う姿勢の乱れなどにあったとしたら、ただの対処療法になってしまうかもしれません。
ホグレルトレーニングは「自分で自分の身体を整える」というセルフコンディショニングの考え方を採用し、身体へ負荷のかかりにくい効率的な動作の獲得を目的としたトレーニングです。
マシン利用時には以下の6つの要素が協調的に働き、身体をほぐれた状態に導いてくれます。
1.柔軟性向上
2.筋バランス調整
3.関節可動域調整
4.体幹アプローチ
5.神経伝達促進
6.動作改善
「ストレッチをしているけれど、いまいち効果がわからない」
「ケアの一環でストレッチをさせているが、怪我人が減らない」
このように御悩みの方は、ぜひ一度ホグレルをお試しください。