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子どもがストレッチをすると良いことがある?
ホグレル通信
ストレッチ
2022.05.20
遺伝なのか、子どもの身体が硬いんだよなぁ
身体が硬いと良くないらしいし、ストレッチをさせた方が良いのだろうか
このように悩まれていませんか?
実はストレッチはスポーツでの怪我を防ぐだけでなく、学校での成績にも良い影響を与えるかもしれません。
今回は、こどもがストレッチすることによる効果について見ていきます。
目次
子どももストレッチをするべき理由
子どもでもストレッチをしたほうが良い理由は、「姿勢」に関係しています。
最近は携帯ゲーム機などで遊ぶ時間もあり、子どもが猫背になってしまうことも多くなっています。
頭が身体の前に突き出ている状態は、首や背中の筋肉を緊張状態にしてしまいます。
すると、それによって呼吸の状態が悪くなったりバランスが崩れて怪我をしてしまったりします。
大人でも経験がある方は分かると思いますが、肩こりになると痛みが気になって集中が続かなくなったりしますよね。
悪い姿勢は、子どものうちから肩こりなどを引き起こして運動能力の低下に繋がってしまったりもするのです。
>>肩こりの原因とは?解消するためのストレッチ方法などを紹介
姿勢が学校の成績にも影響を与えるかもしれない
こちらの研究によると、子どもの姿勢の良さが学校の成績にも影響を与えているかもしれないことが示唆されています。
「小学生では、座位 姿勢の良い児童は、自己抑制(「嫌いなものでも我慢して食べます」、「飽きても宿題は最後 までします」、「苦しいときでもじっと我慢します」等)が高い傾向がある。また、中学校 男女、高等学校男女共に、姿勢の良い生徒は、学校生活に満足しており、学習に積極的で、 学習を楽しいと感じている傾向がある。」
子供の体幹を鍛える研究~正しい姿勢のもたらす教育的効果の検証~より
つまり、姿勢が良い子どもは自分をコントロールする力が優れていて、勉強などにも意欲的に取り組む傾向があるということです。
この研究ではストレッチというよりは体幹を鍛えることによる姿勢改善を取り扱っていますが、より良い姿勢を手に入れるために、ストレッチも有効な手法です。
子どもにもオススメのストレッチとは
ストレッチと言っても、色々な種類があります。
全てを紹介することはできませんが、過去に紹介した記事でメニューを掲載していますので、お試しください。
>>股関節ストレッチ!効果抜群、腰痛持ちにもオススメのメニューを紹介します。
また、弊社ではホグレルという動的ストレッチマシンも取り扱っていますので、興味があればご利用ください。
マシンの軌道に沿って脱力して操作するだけで、筋肉がほぐれやすくなります。
※小学校低学年など、身体の大きさによっては適切に使用できない可能性があります。
一番大切なこととは
ここまで、子どものストレッチについて見てきました。
重要なことは、ストレッチをすることが目的になってはいけないということです。
例えば、どんなにストレッチをやっても「力を抜いて動かす」ということが出来なければ運動能力アップにも繋がりにくいです。
ストレッチをすることで、その先にどんな目的を達成できるのか。
そんな視点で考えられるようになれば、効果的にものになるでしょう。