ホグレル通信Hogrel media
第二の眼を使えてますか?スポーツ選手の動体視力を支える筋肉とは
ホグレル通信
ストレッチ
2022.07.19
こんにちは
スポーツをしている方は分かると思いますが、眼ってかなり重要ですよね。
最近では、動いているものを捉える力を鍛えるために「ビジョントレーニング」を積極的に行っているスポーツチームも多い印象です。
さて、そんな眼の運動についてですが、一見すると関係なさそうな筋肉が深く関わっていることはご存知でしたでしょうか?
この筋肉と眼の関係を知っているのとそうでないのとで、ビジョントレーニングの効果も大きく変わってくるかも知れません。
ぜひ、最後までお読みください!
目次
眼球運動を支えている筋肉
後頭部と第1,第2頚椎の間にある小後頭直筋・大後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋などのいわゆる「後頭下筋群」は、眼球運動時に収縮が起きます(首を直接動かさなくても)。
つまり、眼を動かすときに補助的に活動しているのです。
眼を動かすのは「外眼筋」と呼ばれる筋肉たちが直接担っていますが、実はそこだけで調整をしているわけではないのですね。
スポーツにおいても重要な役割がある
後頭下筋群の緊張が、眼球運動にどんな影響を及ぼしているのかを調べた研究があります。
「打撃姿勢を変え、頚部の筋緊張の調整を行った際に、『ボールが見やすくなった』とのコメントが聞かれた」
後頭下筋群が衝動性眼球運動に及ぼす影響について 2008 平良 眞也, 目島 直人, 神山 寛之 より
こちらの研究では、後頭下筋群の筋緊張の左右差を調整し、それによる左右の眼の眼球運動の変化を調べています。
後頭下筋群の緊張の程度が眼球運動に関与していて、スポーツにおける眼球運動にも大きく関与していることが伺えますね。
後頭下筋は最近のカメラでいうところの「手ブレ補正機能」のような役割を持っているということ。
ここが緊張することで、動体視力にも悪影響が出てしまうわけです。
では、どうしたら緊張をほぐせるのでしょうか?
日頃からメンテナンスをして本番に備えよう!
後頭下筋群はパソコン作業などで疲労しやすくなります。
特に、猫背など悪い姿勢のままだと、後頭下筋群も緊張状態になります。
大切なことは、まずは良い姿勢を維持できるように身体を整えることです。
弊社製品の「ホグレル」は力を抜いてリラックスしながら運動をすることで、全身の筋肉をバランスよく整えていきます。
姿勢が悪くなっていてなかなか改善しない、デスクワークで首や肩がカチカチになってしまっているという方もぜひ日頃のメンテナンスにお試しください。
↓弊社直営のホグレルスペースに通って身体が変わったお客様の話もご覧あれ。