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大腿筋膜張筋のストレッチ【メリットも】
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ストレッチ
2022.12.16
大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)は一般的にはあまり馴染みのない筋肉かとは思いますが、日常生活からスポーツ動作に至るまで、重要な役割を担っています。
硬くなりがちな部位ではありますが、かといって緩めれば良いというわけでもなく、バランスが重要です。
今回は、そんな大腿筋膜張筋のストレッチのやり方を紹介します。
目次
大腿筋膜張筋とは
股関節の外転に関与するほか、股関節屈曲の際に股関節が外旋していくのを防ぎ、脚の向きの調整するなどの働きもあります。
起始:腸骨稜外唇前部、上前腸骨棘、大腿筋膜の深面
停止:腸脛靭帯を介し、脛骨外側顆の下へつく
主な動き:(股関節の)外転、屈曲、内旋。大腿筋膜の緊張
大腿筋膜張筋ストレッチやり方
こちらの記事でも紹介していますが、改めて掲載します。あくまで数ある方法の一つです。
自分の身体の状態にあったやり方を試しましょう。
※参考図書 「アスリートケアマニュアル ストレッチング」 監修:井上悟、出版社:文光堂、2007年初版発行
①伸ばす側の股関節を伸展位にするため、反対側の脚を前にクロスさせる。
②骨盤と体幹を伸ばす脚の反対側にやや倒す。
※不安定になりやすいので、柱など支えになるものを利用しても良い。
自分の身体の状態をチェックしませんか?
ホグレルでは「4つの姿勢」という指標を用いて、身体への気づきを得てもらうようにしています。


身体の状態をチェックすることで、現状を把握しやすくし、トレーニングの効果を高めることに繋がります。
「あれ?昨日より硬くなっているな」
「ストレッチをしたら、なんだか感覚が変わったな」
このようなフィードバックをしやすくなります。
毎日の小さな積み重ねですが、小さな気づきが時間をかけて大きな差を産みます。
ホグレルで身体を整えよう
ストレッチはすること自体が目的になりがちですが、それだけだと思ったような効果を得られないこともあります。
今回、取り上げた大腿筋膜張筋のストレッチに関しても、あくまで一部位でしかありません。
ホグレルトレーニングは「自分で自分の身体を整える」というセルフコンディショニングの考え方を採用し、身体へ負荷のかかりにくい効率的な動作の獲得を目的としたトレーニングです。
マシン利用時には以下の6つの要素が協調的に働き、身体をほぐれた状態に導いてくれます。
1.柔軟性向上
2.筋バランス調整
3.関節可動域調整
4.体幹アプローチ
5.神経伝達促進
6.動作改善
「ストレッチをしているけれど、いまいち効果がわからない」
「ケアの一環でストレッチをさせているが、怪我人が減らない」
このように御悩みの方は、ぜひ一度ホグレルをお試しください。