ホグレル通信Hogrel media
- ホーム
- ホグレル通信
- トレーニング/ウエイトトレーニング
- スクワットは毎日やっても良い?
スクワットは毎日やっても良い?
ホグレル通信
ウエイトトレーニング
2021.10.22
下半身の筋力トレーニングとして取り入れられることが多いスクワット。
そんなスクワットですが、トレーニング頻度はどれくらいが良いのでしょうか?
ネット上では色々な情報がありますが、どれが正しいのかわかりませんよね。
そこで、今回はスクワットを毎日やるべきかどうかについて、書いていきます。
→【関連記事】動的ストレッチマシン、ホグレルを使った股関節周辺のトレーニング方法
目次
スクワットは毎日やっても良いかどうかは強度次第
さて、スクワットを毎日しても良いかということについてですが、前日のトレーニングによる心身の疲労度合いによります。つまり「強度」次第なのです。
「心身」と書いたのは、トレーニングの効果を得るためには「脳」も関係してくるからです。
運動=脳がフル稼働する
人間のあらゆる活動には、脳の働きが深く関わっています。
例えば、ランニングをする時って心拍数が上がって呼吸も速くなり、汗もかきますよね?
あれは自律神経が「活動している筋肉に血液を送ろう」「体温が上昇しすぎないように下げよう」と働いてくれているおかげなのです。
同じ運動強度であっても冬より夏場の方が運動がしんどくなるのは、体温調節のための自律神経の負荷も増えてしまうからっていうこともあります。
運動と脳の活動は深く関わっているんですね。
仕事や勉強で疲れている時は軽めに
仕事や勉強でも脳は疲労していますので、そういった時はあまり高い強度でトレーニングをするのではなく、軽い負荷で身体を温めるくらいでも良いでしょう。
筋肥大を目的とするのであれば、それなりの高い強度の方が効率的です。
となれば、休息日は必須ですので「高重量のスクワット」は日をあけてやることが勧められます。
休養日は動的ストレッチマシンを使って、アクティブレストをするのもアリです
スクワットでコンディショニング
高強度なスクワットではなくて、自重スクワットでもさまざまなメリットがあります。
姿勢改善
人間にはそれぞえ、身体の使い方に癖があります。
主に身体の前側を使う人、逆に後側を使う人などなど。
例えば、骨盤後傾気味の人は前もも(大腿四頭筋など)が働きやすいため、太ももが発達する一方お尻など「後ろ側の筋肉」が衰えていることが多いです。
つまり、日常の癖が姿勢を作っているのです。
そこで、前と後ろのバランスを取るために正しいフォームでスクワットをします。
軽い負荷でも後ろを使う意識をつけてあげられれば、癖の改善につながって行きます。
継続しやすい
自重であるが故に、どこでも出来るのが良いところ。
人間、継続できるかどうかは「とっつきやすさ」が関わっています。
家でやるのも良いですし、会社でもふとした瞬間にスクワットをしても良いでしょう。
続けることができれば習慣化しますので、良い「癖」になるはず。
健康維持に
自重であっても筋力トレーニングによって、筋の収縮・弛緩が起きます。
そして、普段の活動では使わない筋肉に刺激が入り血流も促進。
何もしないよりは、軽い負荷でも繰り返すことで筋力は維持されます。
これによって基礎代謝も向上し体温が上がるので、免疫力もついて健康な生活に繋がるのです。
まとめ
スクワットと一口に言っても、目的によって負荷や頻度も変わってきます。
ただ、いずれの場合においても自分の心身の状態に目を向け、長い目で見てより効果的なトレーニングスケジュールを組むと良いでしょう。