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マイナスからゼロ、ゼロからプラスへ!〜影山鍼灸整骨院〜

兵庫県西宮市の影山鍼灸整骨院では、患者様に身体が変化することの楽しさを感じてもらうことを大切にしています。

 

「マイナスからゼロ、ゼロからプラスへ」

と掲げた言葉の通り、治療をして終わりではなく再発しない身体づくりへ患者様を導く。

その手段の一つとしてホグレルを使っていただいています。

 

患者様に身体の変化を感じてもらう使い方とは、いったいどのようなものでしょうか。

院長の影山大造先生にホグレルの活用方法を伺いました。

 

※本記事はホグレルスタイルVol.33をWEB用に編集したものです。

 

 

患者自身が自分の身体に興味を持つことがカギ

整骨院となると治療というイメージがあるかもしれませんが、ただ治療するだけではなく患者様自身に自分の身体に興味をもってほしいという想いがあります。

 

自ら興味をもっていただけると、マシンやセルフケアへの関心も自然と高まるためおすすめしやすくなり、治療も非常に効率よく進めることができます。

興味をもっていただくためにはどうしたら良いのかを考え、様々な角度から話ができるようにしています。

 

 

変化を体感してもらうと…

患者様には治療の段階で、身体の中心に近い筋肉が使えると軽く動かせることをお伝えしています。

そのため実際に身体の変化を感じていただく手段として、ホグレルは最適なマシンです。

ホグレルを使ってみると直後効果が分かりやすいため、身体が変わるきっかけや変化が体感できて興味を持ってくださる方もいます。

ホグレルを使った患者様は「身体が軽くなった」「力が発揮しやすくなった」と変化に気づいていただくことができています。

 

 

なぜホグレルを治療で使うようになったのか

開院当初は治療でマシンを使うという考えは全くありませんでした。しかし開院後患者様を診ていく中で再発してしまう方が多いと感じました。

どれだけ高度な治療が行われていても世の中から腰痛患者が消えていないので、治療以外に要素があるのではないかと考えました。

例えばスポーツであれば身体操作。つまり動作改善が重要なのではないかという考えに辿り着き、ホグレルはそれに適したマシンでした。

一般的なリハビリや治療は筋力や柔軟性の改善までとされていますが、当院では本当に再発予防を行うのであれば、治療の先にある動作改善まで導かないといけないのではないかという想いで関わらせていただいています。

 

 

動作改善してもらうために!具体的な方法

問診を大切にする

どんなに優れたマシンやセルフケアを勧めても、初めの段階で説明をせずに患者さんに理解していただくことは難しいです。

ホグレルに関しても、事前に何も伝えずに治療をして良くなってきたからホグレルをやりましょうと勧めるのでは、患者さんは構えてしまいます。

 

そうならないためにも治療に入る前の問診・検査・カウンセリングがとても大切です。

何のためのマシンなのかをしっかりと伝えて、納得した上で治療を受けていただくことが重要という考えです。

 

当院でもそうした流れに変えてから、ホグレルを積極的に使っていただけるようになりました。

カウンセリングは最初の来館時に行い、患者様の状態、身体の使い方についてお話をしています。

 

そうして動作改善をしようと思ってくださった方には、ホグレルというマシンがあるということをお伝えしています。

 

日常動作と繋げて考えてもらう

ホグレルの動きと患者様の生活背景を考え、日常動作に置き換えてお話をさせていただいています。 

 

例えばディッピングはしっかりと前鋸筋に効かせて動かせるようになることで、身体の中心の使い方が上手くなると考えています。

 

そうなると料理などで包丁を使うときも安定して楽に切れますというお話をさせていただくこともあります。

日常動作に繋げることで、スポーツをされない方や女性にも興味をもっていただくことができています。

 

相手の心に響く問いかけをする

ちょっとした変化に自身で気づいていただけるようにどうやって伝えるかは、伝える側次第です。

経験から出る感情や想いが込められた言葉には、やはり相手の心に響く力があるのではないかと思います。

 

 

一番大切なこととは

治療方法や考え方は、担当する先生によって様々あると思いますが、重要なのは目の前の患者様にとってどういった改善が必要かということを、私たち医療従事者が深く理解していることです。

 

しっかりと理解ができていれば、改善するための手段は何であっても良いのです。

 

ホグレルマシンの一つ一つの特徴や意味をしっかりと理解して活用することで、スポーツ障害のあらゆる動作改善ができるということを伝えていきたいです。